岡部友のダイエット歴〜食事管理と食事制限の違い〜

岡部友

こんにちは。SPICE UP FITNESS代表の岡部友です。スパイスでも食サポというダイエット サポートプログラムがある。減量目的だけでなく、身体の中を健康にするための食生活とはどういうことなのか?の理論を勉強するプログラムだ。

「OK食品、NG食品」に分けずに理由を理解してもらい、自分で食事を選択できるようになるプログラムだ。スパイスアップスクールでもオンラインダイエットの講座が一番人気のようだ。

このプログラムはただ痩せさせる食事制限ではないので、痩せてからのこと、身体ができてからのことも考えての食事方法だ。期間限定で頑張ることは期間が設定されるとモチベーションさえ保てればできる人が多い。問題はそのあとだ。それをどれだけ続けられるか。ダイエットが終わるという表現はむしろリバウンドを意味する。食事管理に関して基本終わりはないのだ。これだけ聞くと、ずっと苦しいイメージがあると思うが、今日は私が行っている心も満たされながら食事管理を続ける考え方を話したい。またそれに行き着いた私のダイエット遍歴も一緒に公開する。

期間限定の食事制限ではなく危機管理からの食事

私が食事管理に興味をもち始めたのはアメリカに留学していた大学生のとき。アメリカは日本より食材、食事に関して選択肢が多く、当時から医学に基づくもの、歴史がある健康食事法、その時々のトレンド等たくさんあった。

岡部友 よくアメリカに留学して太ってダイエットを始めたとか、アトピーや身体が弱くて食事管理に行き着いたという話があるが、私はじつはどこにも当てはまらない。必要に迫られて始めたわけではなく、当時から運動に限らず、食事も同じくらい興味があったのだ。高校生の時はジャンクフードもコンビニのパンもパフェも何も考えずに食べていた。(写真:高校時代の私)

もともとロジカル思考なのであらゆる物事に「なんで?」と問う性格。たくさんある食事管理、ダイエット方法を聞いて、理由が納得できたら、まず自分で試すという“人体実験”をすることが多かった。

人体実験をするなかで、食事管理に関して、コレは正しい、コレは間違ってるといった0か100かみたいなものはないことに気づいた。目標によって管理の仕方はそもそも違うし“「コレをやればOK!」の何がOKなのか”までを考えると、食事管理は“自分の生活、目標、幸せの感じ方ありき”で、ボディメイクと同様、正解は人それぞれだということがわかったからだ。

 

タバコ女

 

例えば、タバコを吸っていてどうしてもやめられない人がいる。身体に悪いと知っていてもやめられない。でも、妊活中の人が「タバコをやめたら妊娠しやすくなる」と言われたら? または妊娠したら? こうなるとスパッとやめられることが多い。

ポイントは危機管理をどれだけ理解できているか、そして危機と思える正しい知識を身につけているか、だ。ただそこには“のりしろ”がある。タバコを一本吸っただけでは、そこまで健康に大きな影響はないだろうし、砂糖たっぷりのチョコレートをひとかけら食べたから太るわけではない。0か100かではなく、何にでものりしろがあり、この「のりしろの範囲を広げていくこと」が食生活が変わるということだと思うのだ。

 

チョコレートを食べようと思ったとき、チョコレートの砂糖が身体にどんな影響を及ぼすか(この“影響”の部分がのりしろだ)を知ったうえでどこまで許容するか、しないか、ということだ。チョコレートは一つの例だが、すべての食材や食べるものに言える。

こののりしろが理解できるようになったのは、身をもっていろいろな食事管理(ときには制限)、ダイエット方法を経験し、結果、0か100かでは何も解決しない、ということが実体験としてわかったからかなと思う。“自分が努力できる限界値(許容範囲)”を知っておくと、のりしろがわかりやすい。

今思えば、なかなかな無茶をしていた。

すべての原材料のカロリーを計算してダイエットをしたり、脂肪をギリギリまで落として体脂肪14%まで頑張ったこともある(脂肪をいったん削ぎ落し、筋肉のつき方、コントロールを学びたかったから)。0カロリー系をひたすら食べて安心したり。今ではやらない間違いもしっかり経験した。

体重を気にして生活したことも、もちろんある。自分ではめちゃくちゃ努力しているの体重計に変化はなく、一喜一憂することも経験済みだ。

最初は体づくりのため、筋肉をつけていくための減量を目標にしていたのに、生理不順になったり、疲れやすくなったりしてやり方に疑問を感じだした。「健康になる食事と減量の食事は違う」とリアルに感じられたことが、現在に至る食事管理の礎になっている。

「100%」は頑張らない方が難しい!

0か100かの間違った努力をしていた大学生の頃、人と食事することもストレスになっていた。自分が決めた食事ルールが実行できないことは私にとってストレスで、家でひとり食事しているほうがラクだった。でも本来友達と遊ぶのは楽しいことでむしろリフレッシュになる。それをストレスに感じるなんて、これはさすがに何か違う……我慢しすぎかもと思った。

こうして0か100で考えてしまう経験をした結果、学んだことは「管理は8割で続けて2割は大いに崩す」ということ。この2割の感覚(のりしろ)をつかむことがライフスタイルを変えるということだ。

 

友達と一緒に食事したいか、したくないか。それは友達にもよるが(笑)、楽しい友達とは2割のなかでいつもと違う食事を楽しむ。その時間は自分の気持ちを満たすものだから、食事が重要なわけではない。食事の質よりも時間の質が勝つのだ。(写真:アメリカ学生時代の韓国人のルームメートに8年ぶりに韓国で会った時)

いつもと違う食事でも、それなりの知識がついてくると、自分なりの線引きで我慢とは別の選択ができるようになる。オーガニックじゃないレストランだったとしても、メニューのなかから、いつもの食事に近い選択が自然とできるようになる。例えば、オーガニック野菜ではないサラダでも、ドレッシングを抜いてもらえばまぁいいか、とか。焼肉はなるべく赤身で塩で食べようとか。

知識がつけばつくほど選択肢が増え、いつもと違う食事に対してのストレスは減る。

 

自分のなかでは“いつもと違うチート”でも、周りから見たらヘルシーな選択をしているように見える。何も考えずに食べていたときとくらべて、ヘルシーさの平均が上がってくるイメージ。そしてその選択には決して我慢がなく、コレしか食べない、コレはNGと決めるようなこともないはずだ。

 

スパイス社員

真面目に100%で頑張ると、できなかったときのショックがとても大きい。「あんなに我慢して努力してきたのに!」という絶望、喪失感、空虚感。その反動から、これまでの努力をゼロに戻して、また最初から完璧にやり直そう、もしくはもうやめる! と投げ出してしまう人は多い。これこそまさに、ダイエットが失敗する一番の原因だ。

飲み会、デート、友達との食事に誘われても0か100で判断せず、例外に対応できる自分に変わっていくことが目標! 100%頑張ることを目標にしては絶対に、いけない。100%でやって期間限定になるなら80%もしくは70%で最初から続けられることを目標にするほうがずっとスマートだ。

皆、頑張るのは得意なのだ。でも人は一生は頑張り続けられない。だから「頑張る」ということはほとんどの場合、期限や期間がある。

重要なのは「頑張らないことのコントロール」だ。頑張らないことを自分でコントロールできている感覚をつかんでいくことが、食事管理を成功させる秘訣でありライフスタイルを変える鍵。我慢ではなく選択している……この感じがつかめると食事管理は本当にラクになる。

 

岡部友
私の場合、量を気にせずヘルシーな食事をすることはチートに入れている。例えば葉野菜&お肉をレストランでお腹いっぱい食べる。お腹いっぱいにさせることは身体の負担になるので、基本しないのだがチートデイはOK。チートデイの考え方も論議できるポイントになるが、基本チートデイを目標にして普段の食事を頑張ったり、チートデイだからといって頑張って食べたりということはしない。その食事の場が楽しいから食事をしているだけで、チートデイは基本あってもなくてもいい。この心のバランスが大事である。
学生の時はお菓子、ジャンクフード、コンビニのパンも食べていたし、それでお腹いっぱいになっていたけど、今は同じ「お腹いっぱい」でも質が異なる。

自分のライフスタイルになるまでには時間がかかるということもまた事実。現に私のライフスタイルチェンジのスタートは大学時代なので、昨日今日始まったものではない。だから、このブログを読んで数か月で変われるなんて思わないこと!いい意味で、ポジティブに長期戦を想定し、気づいたときには習慣になっていた、というのが望ましい。そのためには100%ではなく自分なりの8割の感覚を体と心で体感することが大切だ。

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