食事を変えると腸内が変わる

皆さんこんにちは！スパイスアップスクールの岡部友です。スパイスアップフィットネスでは運動と同時に食事の重要性を伝えています。「YOU ARE WHAT YOU EAT」（食べたものであなたはできている）という表現を聞いたことがある方も多いと思います。ここで「あなた」と言われると鏡に写った自分を指すと思いますが、その「あなた」は何でできているのでしょうか？

その人間は厳密にいうと、細胞の塊なのです。人間の体はおよそ37兆2000億個の細胞でできていると言われています。そして毎日300億から700億個の細胞が生まれ変わっています。

人種や性別、顔や体積や骨格などはみんな違いますが、そもそも細胞一つ一つに個人差はなく、みんな同じ細胞でできているのです！そうなると、この「食べたものであなたができている」というのは、厳密には「食べたものであなたの細胞ができている」ということになります。この細胞が生まれ変わるときに正しい栄養素が入っていることが細胞の健康、いわば自分の健康につながります。

今は健康ブームにより「○○○が健康に良い！」と言われるとこぞって飛びつきますが、そうなる前に何がいいのか細胞に必要なのかを考えることが大事です。「細胞が必要な栄養素を取る」ということを第一条件に考えることと、細胞に負担のかからない食べ方をするということが栄養学の根本にならないといけないと考えています。

ダイエットや減量など体重や体脂肪を減らす、増やすという表面的な結果をモチベーションにするのは、目標にはなりますが、その方向が健康へ向かっていくことが大事です。「体重を減らすこと」と「健康になること」とは厳密にいうとイコールではありません。

そして健康とは、本来人間に備わった治す力、細胞を毎日生まれ変わる力が強い人です。人間は誰でも風邪をひきますし、体調も悪い時もあります。発熱や咳や鼻水などで体のそとに毒素を排出しようとします。風邪薬や点滴が直しているわけではなく、自らの治癒力を応援してあげられるような食事管理というのが最大の予防医学なのです。

具体的に病院に行くほどではないけども「偏頭痛」「生理痛」「だるい」「眠い」などの体調不良を抱えている人は実は多くいます。病院にかかるほどでもないので、「病気」ではないのですが、日々の生活に支障が出る場合は、薬やビタミン剤などで対処療法をして騙し騙し体を酷使している人もとてもたくさんいます。本当の健康を考えていく上で、こういった症状や不調ともっと向き合い、体調がいいという日数を増やせる食事管理が必要です。

今日はスパイスのお客様の食事管理による変化をご紹介したいと思います。体系的にはダイエットや減量が目標ではなく、むしろ体重を増やしたいということと、また体調不良があり、スパイスでの食事療法を実践しました。具体的な症状としては、月経困難症、何を食べても下痢になってしまうという症状があり、リーキーガットの検査と遅延性アレルギーの検査をして頂きました。

その結果、リーキーガット、腸内の微生物としてカンジタ菌が増殖していることがわかりました。食事管理によってどれくらい腸内環境が変わるかを実験のように取り組んで頂きました。

結果、、、