世界最大フィットネス展示会FIBO in 2024

TomoArturo

みなさんこんにちは!

スパイスアップフィットネス代表の岡部友です。

今ドイツに来ています。ドイツでは世界最大フィットネスの展示会FIBOが4日間行われています。

FIBOでの出会いがあるから今がある

2020年コロナが起きる前までは毎年FIBOに来ていました。
1人でトレーナーをしていた私が女性専門ボディメイクスタジオSPICE UP FITNESSをオープンするきっかけは、FIBOに来て当時最新のグルーツビルダーを発見したからでした。

Arturo

グルーツビルダーを世に出したアースローとの出会いもこのFIBOでした。

今では全国色んなジムにグルーツビルダーが設置されていますが、数年前までは世界的展示会であるFIBOでも、「何、このマシン?」と思われるほどとてもユニークなマシンでした。グルーツビルダーとは、ヒップスラスト補助マシン

当時はヒップトレーニングはスクワットやレッグプレスが主流でそもそも、ヒップスラストがトレンドではありませんでした。
ヒップスラストをベンチでやった時にベンチが動いてしまったり、恥骨がバーに当たって痛かったりというやりにくさを全て解消したマシンでしたが、ヒップスラストをやっている人が少なく、「へー、そうなんだ」とグルーツビルダーの良さが理解されていませんでした。

当時、私はマンションの一室でパーソナルトレーナーをしており、お客様へのレッスンにヒップスラストを取り入れていました。ベンチを押さえたり、バーベルをラックアップしたりと大変だったことが経験としてあったので、グルーツビルダーに出会ったときの感動は今でもはっきりと覚えています。

それから、このマシンを日本に輸入したい、より多くの日本女性に知ってほしいと強く思い日本にない唯一無二のジムをオープンさせたいという思いで会社を設立しました。

当時のアースローとの出会いはこちら

日本にグルーツビルダーを輸入してジムをオープンするまでにはアースロー以外にもいろんな出会いがあり、当時のスパイスオープンまでいろんな方に助けられたのを今でも鮮明に覚えています。

そこからアースローとはトレーナーとしての技術のアップデートは毎年行うようになり、世界のフィットネス最新事情や情報をいち早く交換しています。

お尻のマシンが市民権を得て起きてることは?

今は日本全国で見るようになったグルーツビルダーの販売権利も弊社で最初に取得しました。
その後、ブーティビルダーというマシンも出てきて、それもFIBOで購入していち早くスパイスに導入しました。

FIBOは世界の展示会の中でも注目度は高く、今のトレンドがよく反映されています。

FIBO

毎年トレンドとなるものがあり、今年はこういうの多いな〜とか去年あったものが減っていたりとかマシン会社のブースの大きさで今のパワーバランスがなんとなく分かる気がします。

今年もお尻のマシンでグルーツビルダーやブーティに似たものが各マシン会社から出ていていました。単なるブームではなく、お尻のトレーニングは市民権を得ているなと感じました。と同時にどのマシンが良くて、どのマシンがコピーなのかを見分ける力も重要になってきます。

マシンの選定はジムオーナーにとってはとても大事なことの一つだと思いますが、「良いマシン」とは、そのマシンがバイオメカニックスに基づいているかを見抜けることから始まります。

バイオメカニクスとは、フィットネス関係の方なら聞いたことがある言葉だと思いますが、人体がなぜその動作ができるのかを説明する科学です。人体の動きのメカニズムと器具の動きのメカニズムとが合っているマシンが良いマシンとされます。
その器具の動きが人体の動きに合っているかを考えることは、負荷をかけて体を追い込むとき、その動きによって起こるリスクを最小限に抑えることができるのでとても大事な観点です。

しかしマシンといっても動作、力、慣性モーメント、テコ、バランスがバイオメカニクスにおいて重要な要素が反映されていないマシンも本当に多くありますので、それを見抜く必要があるのです。

バイオメカニクスが考えられているマシンか、それともマーケティングやSNSが上手いだけの「見え方が良い」マシンなのかなど触って使ってみればすぐにわかります。

有名なマシンが科学に基づいていて、バイオメカニクスが考えられている設計とは限らないのです。FIBOのような全てが集結するようなところではそれが如実に感じられます。
お尻のマシン一つとってもこれがわかることなので、トレンドであるマシンピラティスや他のマシンでも同じように「考えられてるな〜」というマシンから「トレンドに乗っかった」マシンなのかも見分けることが大切な気がします。

ジムオーナーとしてのハードとソフトの考え方

ハードとソフトという表現はパソコンに使いますが、私はこのソフトとハードについて考えてジムを運営しています。ハードは外見のことなので、ジムに何のマシンを置いて、どんな内装にするか。ソフトとはジムのコンセプトやそこで行うトレーナーの知識など目では見えないコンテンツの部分です。正直、どのマシンを選定するかはハードの部分なので、見よう見まねで真似っこもできるはずです。これだけグルーツビルダーが日本で広まったのもハードの部分はすぐに真似できるところだからです。
ただコンテンツの部分はそこにいるトレーナーの知識量やどこから情報を得ているかで決まってきますので、コンテンツのクオリティは全く違うものになってきます。良いマシンでも使う方が使いこなせないと意味がないですよね。

私はジムオーナーとしてどちらにも力を入れています。
こういった展示会FIBOにくることで、マシンの選定からジムに何を置くことがお客様の目標をより早く達成することに繋がるのかを考えています。更にアースローのような知識人から学ぶことでコンテンツ、ソフトの部分を磨くことに心がけています。こうやって常に最新のものを最大に引き出せる柔軟性を持っていたいと思っています。

今回はその中でも本当によりすぐったものを見つけることができました。2024年夏にはスパイスに新しくまだ日本では見ないユニークなお尻のマシンを取り入れることが決定しています。
また今年も同じく夏頃にアースローと日本で特別セミナーをすることも予定しているので、ソフトの部分も磨ける機会が日本でもできそうです。

TomoArturo

スパイスに通うみなさん楽しみにしていてくださいね!
そしてまだスパイスでのトレーニングを体験されていない方、最短で目標に近づくことのできるソフトとハードの両方が揃ったスパイスでの体験お待ちしています。

体験トレーニングはこちら

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